[京都の小窓] ほんやら洞の匂い

かわじ編集長と、街を歩いているときに小さな本屋が目についたので入ってみました。
ほんとに気楽な気持ちで。

しかし、その本屋には、結果的にボクにとってのある種のSWITCHとなる写真集が置いてあったのです。

その写真集こそが、今回紹介するほんやら洞の主・甲斐扶佐義さんの写真集「路地裏の京都」でした。

写真集を何度も何度も見入るうちに、「ほんやら洞にいって甲斐さんに会ってみなくては」と思い、次の日にすぐに参上した次第。

ほんやら洞のことは京都に来たときに既になんとなく知っていました(なぜだろう?)。
でも、「ま、いつかいってみよう」ってな感じで、特に気に留めていなかったのです。
うん、やっぱり「場所よりも人」ってことですね。
ボクが街を歩くモチベーションは基本的にはそこにあるのです。

ほんやら洞についてみると、「やってんのか?やってないのか?」と疑問に思いました。。。そんな雰囲気。
店の前を通ることはいままでに何度もありましたが、入るつもりでここに来たのはハジメテ。
そのちょっとした違いだけで、店構えの見え方が変わるわけですね。

もちろん、やってなくてもドアノブを回してみなくては納得できません。

でもドアは意外にも(?)スッと開きました。

中には写真集(およびWebサイト)で見た甲斐さんご自身がいらっしゃいました。
客席の一つに座って、なにやら原稿を書いている感じ。

「いいですか?」

と聞いてみると、

「どうぞ、どうぞ」

とにこやかに向かえてくれます。
「話したい」と思ってたけど、原稿執筆中とあっては邪魔をしてはいけません。
ボクは一番奥の席を陣取り、ボク自身も仕事をすることにしました。

アイスコーヒーを頼んで、タバコを吸いながら、ノートにいろいろ書いたりしてたわけですが、少したった所で甲斐さんから

「ここは初めて?」

と声をかけてもらいました。

「そうです」

とだけ、ボク。

「2階もあるんだよ。見る?」

と甲斐さん。

「是非!」

とボク。
ボクが仕事をしながらも、店の中をガンガンに見回してたのが気になったのかもしれません。
とにかく、声をかけていただいてヨカッタw

2階には、ソファー席と大量の本・・・聞いてみるとここでイベントもされるとのことでした。
イベントといっても「ほんやら洞の」という但し書きがつきますね、この場合w
いろいろな人の匂いがしましたよ。

大量にある本もなかなかの内容です。
知っている本、読んだことがある本、読みたくなる本・・・などなど。

作品のポストカードかな?

ボクが買った写真集「路地裏の京都」にも載っていた「生きてる?死んでいる?本物や!」と題された作品のポスター。
ビリビリにやぶれているけど、そこがまた味が出ていいです。

こちらも「路地裏の京都」に載ってた「朝のおつとめのサトルくん」という作品のポスター。
本当の窓と組み合わされて・・・でも、かなり雑にw・・・それでも、かなりいい感じです。

その後、「毎日の散歩のこと」「写真のこと」「パリでの個展のこと」「ほんやら洞の危機」などについて、甲斐さんにいろいろ話を聞かせてもらいました。
(詳細は秘密ねw SWITCHは提示しましたから、知りたければご自身で甲斐さんに聞いてくださいませw)

こういう経験をするたびに、「オレは、街を歩いて。。。きっかけを見つけて。。。人に会って。。。話をきいて。。。京都SWITCHにはその表面的なことだけ書く。。。ってのを続けていこう」って改めて確認させられます。
不器用ながらも一つのことを続けているステキな人に会うにはそうするしかないし、その事実を伝えるには「京都SWITCH」の形態はなかなかいいなと!

「○○を知っている」というのは簡単だけど、「○○を経験した」というのはなかなか大変。
でも、それを京都でつづけたいなと思うんですよね。

甲斐さんのようなステキな人に会う度に、こういうことを再確認させてもらっています。
もちろん、それぞれの人から出ている匂いは別のものなんですが。。。

甲斐さんが木屋町でやっている「八文字屋」という飲み屋にも近々行ってみようと思っています。
また違う匂いが嗅げるのかもしれないと期待を持って!
(もちろん、なくなっちゃう前に行って、記録しなくてはいけない!という気持ちも強いですw)


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