[京都の小窓] 【京都東山花灯路 青蓮院】 京都らしくない?「花灯路」

「京都・東山花灯路」の宣伝ポスターを見ていて、どうにも違和感のあるお寺がありました。
「青蓮院」です。野外コンサートか?と思えるブルーのライトアップ。
これは目で確かめねば、と行ってきました。

門を入り、ライトアップされたお庭にたどり着くと、
後ろから観光客らしき女性たちの失望の声が。「京都らしくない」

確かに従来の京都のイメージとは違い、なんだか斬新なお庭です。
広い苔庭のライトアップは星空を移したような光の海。
塀の色は冷え冷えするようなロイヤルブルー。
正面の大木は時間によって青、赤、緑、黄と変化します。
あわせて苔庭の光の海もゆっくりと点滅します。

これはもう建物のライトアップではなく「光のアート」ですね。
どうやらご本尊「熾盛光如来曼荼羅」の関係のようです。
ご本尊は「光そのもの」だから、お寺がライトアップに関しては
相当にこだわりを持っておられるようです。
ロイヤルブルーは国宝「青不動尊」から。
でも、こんな事情は帰ってきてから、公式ホームページを見て知ったのですが。

お庭は池泉回遊式ですのでぐるりと散策できます。
竹林まで幻想的な輝き。(若干やりすぎ感あり)

歩き終えてみると、こちらの寺院は決して「京都らしくない」わけではありません。
京都人は進取の気性があり、意外と斬新なものを好む文化があります。
他の保守的な寺院に混じってこういう展示があることが、文化のるつぼだった
「京都らしい」と思います。


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