[上京区の寺] 千本釈迦堂・大報恩寺 おかめと快慶

散歩がてら、千本釈迦堂・大報恩寺に行ってきました。

ボクにとっては「何度見ても飽きないものがあるお寺」であるのと「おかめがおもしろすぎる」という2点で大好きなお寺なのです。
上の写真は、国宝の本堂「大御堂」です(京都市内では最古の建造物って書いてあります。鎌倉時代)。
これも、もちろん「何度見ても飽きないもの」の一つです。
そして、この本堂の建造にかかわる逸話に登場するのが、もう一つのポイント「おかめ」です。

門は小さいんですよね。
これは一度見ると飽きますw

門をくぐると、本堂の前に「おかめ桜」とよばれる枝垂れ桜の木があります。
花が咲いてなくても立派ですね。

以前、春に訪れたときに住職さんが自ら手入れしているのを見ました。
大切にされているんですね。
また、花が咲いたら見にいきたいです。

寒さと、笑いを抑えるので、写真もブレますよw
これが「おかめ」の像です。
なんとも言えない顔をしています。
後でもっとすごいのも出てきますよ。

これは、境内のはじっこにある布袋さん。
なんちゅう顔で笑ってるんでしょう。
否が応でもハッピーになりますね。

境内の奥にある庭園にある千体地蔵のピラミッド。
こういうのはちょと怖い感じもしますが・・・

さて、仏像ですが、本当にここにはすごいのがありますよ。
拝観料は500円ですが、もうちょっと払いたくなるくらいの勢いw

本堂の本尊・釈迦如来像は秘仏でみれませんが(建物は国宝だけど、これは重文)、霊宝館はものすごいのです。

いつも何故か早朝に行くので、霊宝館に一人ぽっちになるんですが、天井が高く広々した宝物館の中で、すごい仏像と対峙しているとかなりドキドキしてきます。
カッコよすぎるんだよねw

まずは、快慶作の十大弟子像。
ほんと素晴らしいの一言です。
仏典なんか読んでるとキャラクターがそれぞれ違うわけですが、それがばっちり表現されている感じがします。
顔はもちろんのこと、体型(背丈までも)もバラバラで、本物の彼らを見たことないのに何故かリアリティを感じます。

同じ慶派の定慶による六菩薩ももちろんグッときます。
たまに、海外に出張されているけど、今日は勢ぞろいしてました。
馬頭さんは唯一憤怒なんでもちろん表情は他の5体と違うんですが、5体のうちでも聖観音さんだけ少し顔がちがうんですよね。
それが、他の4体の変化ぶりを引き立てているような気がして、ドキドキが止まらなくなりますw
(他の4体は少し顔のパーツが中央に寄った感じ。聖観音だけは落ち着いた普通の顔)

それ以外にも一杯仏像がありますが、特筆しておきたいのは、平安時代の千手観音。
顔が四角くて特徴的なんですが、体とのバランスが抜群。千手の手も変にアンバランスじゃなくていい感じなのです。

あと、弁財天十五童子ってのがガラスケースの中にあるんですが、十五体ある童子像の顔が二種類しかないんですよね。
最初は「へー」なんて言ってみてるんですが、それに気づいたときにちょっとぞっとします。

さ、本堂に行きますよ。
さっきも書いたとおり、本尊釈迦如来像は秘仏なんで見れません(霊宝館に写真があるよ)。
内陣の中をみるとこれまた国宝の本尊厨子&天蓋などがあるわけですが、ボクとしてはひときわ異彩を放っている「おかめ」像に目が行きます。

本堂の脇には「おかめ展示会」もやっていて・・・ってか、いっつもこれだから展示会もくそもないんだけどw
これが一番奥にあるおかめさん。

ガラスケースの中には数々のおかめさん人形が・・・

こんな感じの愉快なモノから・・・

こんな具合に・・・エロいものまでw

もう、お土産コーナーだっておかめだらけですよ。

もちろん、アニメチックなキャラになりかけているおかめさんもいますw

おかめさんに関する縁起というのは・・・
本堂を建てる時に、棟梁が大事な木材を切り損ねてしまったんですね。寸法間違い。
そしたら、嫁さんであるおかめさんが「斗組(マスグミ)を施せば・・・」とアドバイスしたことで、それが良い方向に作用したらしいのです(実際、斗組はいい感じ)。
で、建物が出来たときにお披露目するわけですが、おかめさんは「このままだと棟梁じゃなくて私の手柄になっちゃうわ」ってんで自決したという・・・

それが今の「おかめ信仰」につながっているということらしいです。

節分には、「おかめ福節分会」というイベントがあるらしいのですが(今年は2月3日)、おかめ像の前で豆まきに加え「おかめ音頭」というのを踊るそうです。
「おかめ音頭」・・・なんだかとってもドキドキしますね!w


より大きな地図で オレの寺巡り を表示

関連記事

コメント

コメントはまだありません

コメントフォーム

この記事にあなたのコメントを投稿してください

*
*