[左京区の寺] 願海山 西方寺

第45回 京都非公開文化財特別公開」から、西方寺に行ってきました。

普段は完全に閉ざされているお寺で、門の横にこんなメッセージが・・・

なんとなく日本語がおかしい気がしますが、そんなことより「非公開寺院」って方にパンチ力がありますね。
それでも、秋の観光シーズンには特別公開するわけですから・・・みなまで言うのは止めておきましょうw

「西方寺」という名前を見ると、「どこを基準に西方なのかな?」と思います。
この地区は(地図は一番下にあります)、前に紹介したことがある「六勝寺」のあった地区ですし、六勝寺があったころと西方寺ができたころは一致するので・・・「六勝寺からみて西」ととらえることもできるかもしれません。
一方、本尊の阿弥陀如来は「西方極楽浄土にいる」ということになってるんで、単にそこからつけた名前かもしれません。

寺の人がいたので聞いてみると、最初は寺自体が一条新町にあったと言ってたので、六勝寺との関係からついたという説は無効のようです。
阿弥陀如来説がきっと有効ですね。

仏像

非公開寺ということで、「なんだよ。まったく。」とモンモンとした気分になりつつも、本堂に上がって本尊の阿弥陀三尊像を見た瞬間に「うおお・・・」とうならされます。

阿弥陀坐像は丈六サイズで、ふっくらとした温かみのある像になってます。
おまけに後背が円形後背で、ふっくらかんを強調しています。
後背には3500の化仏がついていると説明の大学生が言ってましたが、多分実際3500の化仏がついているわけじゃなくて「普通の千体化仏よりも多いよ」という意味合いかと。
たしかに、後背だけみてても飽きないくらい立派なものでした。

この平安時代の阿弥陀さん、ふっくらしているというだけでなく、唇がとても分厚くて印象的でした。

こちらもベーシックでシンプルな四柱門。
「非公開寺院」だというメッセージを見てから門を見てもなにも感じません。
非公開だとうたうのは、なにか事情があるのかもしれないけど・・・

門をはいると、すぐ右側に上の写真のような背の低い鳥居があります。
その背の低さにビックリします・・・「くぐれないし・・・」w
これは「衣通姫地蔵尊」といって、お地蔵さんが祭られているらしいです。

西方寺にはとても小さい中庭がついていました。

こんな感じで、干し柿も登場w

井戸もあります・・・って、井戸なのかな?単なる水道かもしれませんが、演出されているってことで。

お地蔵さんと、信楽(っぽい)たぬき。
どちらも、別々の意味でプリティです。

ありがたい一言

「拝むということは 拝まれる方と 拝むものとが 一つになることです」
ボクは「非公開のくせに・・・」とつぶやいたことは秘密です。

「他人を見る眼も大切だが 自分を見る眼はもっと大切だ」

うーん。やっぱり「非公開」ってキーワードがあると、素直に読み取れませんね。
みなさんはどうでしょう?

朱印とおみやげ

非公開だから、もちろんなかったですよ。
非公開でも檀家向けにあったりしたら、さらにつっこまなければならないところでしたが、それは避けられたようですw

でも、背の低い鳥居の奥にあるお地蔵さんは、洛陽四十八ヶ所霊場に組み込まれているそうなので、お寺の人に頼めばその朱印はもらえると思います。

場所


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